IT関連の企業が多いことから「台湾のシリコンバレー」とも呼ばれている新竹。日本人観光客にとっては台北、台南、台中、高雄といった都市に比べるとやや人気が劣る印象がありますが新竹もなかなか面白いのでぜひ行ってみることをおすすめします。各都市から新竹に行くには新幹線、台鉄、バスが主な移動手段ですが「なるべく移動時間を節約したい」という人には新幹線がおすすめ。ただ新幹線の新竹駅は市内中心部からはちょっと離れた場所にあるので注意。というわけで今回は新幹線で新竹に行ったときの市内中心部への移動方法を解説したいと思います。
台湾各地から新竹への移動
台湾各地から新幹線(高鐵・指定席)と台鉄(自強普號・悠瑪號)で新竹に移動した場合の所要時間と運賃は以下の通り。
運賃は高いですがやっぱり新幹線の方が所要時間はかなり早いので「移動時間が惜しい」という人は新幹線での移動を選ぶとよいでしょう。
※但し新幹線の場合は新竹駅到着後、台鉄で六家駅~新竹駅に移動する必要があります。
出発地 | 新幹線 | 台鉄 | ||
所要時間 | 運賃 | 所要時間 | 運賃 | |
台北 | 約35分 | 290元 | 約1時間10分 | 177元 |
台中 | 約30分 | 410元 | 約1時間5分 | 197元 |
台南 | 約1時間20分 | 1,060元 | 約3時間 | 560元 |
高雄 | 約1時間30分 | 1,200元 | 約1時間40分 | 666元 |
新幹線新竹駅の場所
今回は新幹線を利用して新竹へ行く方法を解説するわけですが、台湾の新幹線の利用方法については下記記事を参照してください。
新幹線の新竹駅は新竹市中心部(台鉄新竹駅周辺)からはやや離れた場所にあるので到着後に再び移動する必要があります。
新幹線の新竹駅は台鉄の六家駅に隣接しているので、ここから台鉄(六家線)に乗り換えて新竹駅まで移動します。新竹駅までは5駅で所要時間は20分ほどです。
新竹市内中心部への移動方法
新幹線から台鉄への乗換え
新幹線で新竹駅に到着。
ホームは駅の3階にあたります。まずは2階へ降りましょう。
エスカレーターで2階へ。乗換えまで時間があるなら飲食店や売店のある1階へ行って休憩してもいいですが、すぐに乗り換えるなら2階からそのまま台鉄六家駅へ行くことができます。
こちらが六家駅側へ続く出口の改札。
改札を出て建物の外へ出ると向こう側に六家駅が見えます。
こちらの連絡通路から六家駅へ行きましょう。
連絡通路から見える風景。近年になって開発されたエリアという印象ですがどうなんでしょうか。
六家駅に到着です。
こちらの改札から中へ入りましょう。各駅停車だけなので悠遊カードを持っていれば切符を買わなくてもOKです。電車はだいたい1時間に2本ほどの頻度で走っているのでそれほど待つことは無いと思います。
六家線はここが始発なのでホームに止っている電車に乗ればOKです。ちなみに新竹駅が終点なので始発から終点まで乗ることになるので簡単、あまり悩む必要はありません。
というわけで新竹駅に向けて出発です。
台鉄新竹駅に到着
約20分ほどで新竹駅に到着です。
因みに現在の新竹駅舎は1913年に建築された4代目。見事なバロック様式の駅舎は一見の価値ありですよ。