滋養製菓は台北で営業する和菓子店。MRT大橋頭駅から歩いて10分ほどの迪化街と涼州街の交差点にお店があります。和菓子店ということなので「最近になって新しくオープンしたのかな?」と思ったらなんと創立1953年という老舗ということでビックリ。そんな昔から和菓子店があったんですねー。地元台北ではかわいらしい一口サイズのいちご大福が大人気。そして日本人にはちょっと珍しいタイプのパイナップルケーキが話題なんです。というわけで今回はその滋養製菓に行ってみました。
滋養製菓
実は創業60年を超える老舗の和菓子店
滋養製菓に来たらまずはこの建物を見て欲しいですね。まさに迪化街を象徴するかのような素晴らしい外観です。
日本人にはパイナップルケーキが話題なのですが地元台北ではこのいちご大福が人気なんです。
入り口にでっかいいちご大福の模型が(笑)。
店内には美味しそうな和菓子がたくさん陳列されています。
こちらが人気のいちご大福。一口サイズでかわいいですねー。
その他羊羹、饅頭、どら焼き、鹿の子などなかなかバラエティ豊富。
中華菓子も販売しているみたいですね。蛋黃酥や綠豆沙が並べてあります。
こちらが鳳梨酥(パイナップルケーキ)。これがなかなか変わり種なのです。
いちご大福と烏龍茶羊羹
せっかくなので地元で人気のいちご大福、それにちょっと気になった烏龍茶羊羹を買ってみました。しかしいちご大福が1個65元、烏龍茶羊羹が1個50元ってさすがの値段ですね。まあ和菓子ですからね。
草莓大福(65元)、烏龍茶羊羹(50元)
イチゴがみずみずしくて美味しい。一口サイズでイチゴの割合が多いのでその分イチゴの美味しさがより感じられます。
烏龍茶の羊羹ってちょっといいですね。甘さの中にふんわりとお茶の風味が漂ってなかなかよい。これは美味しい。
予想外の超変わり種パイナップルケーキ
パイナップルケーキは5個入りと10個入りがあります。今回は10個入りを購入。これも495元となかなかの高級路線です。
鳳梨酥(495元)
これが滋養製菓のパイナップルケーキ。どうですこれ。「え、これパイナップルケーキ?」ってなりますよね。言われなかったらパイナップルケーキだとは思わないでしょう。
パイナップル餡を2枚のクッキーで挟んでいるというパイナップルケーキの概念を覆す超独創的な変わり種パイナップルケーキです。
クッキーの部分はほんとにクッキーの味ですね。最早パイナップルケーキの生地という印象はありません。餡がやや堅めなのはやはりこの形状だからでしょうね。クッキーと餡の間にはホワイトチョコレートが薄く敷いてあります。
和菓子店が作ったとは思えない予想外の方向へ進んでいったパイナップルケーキですねー。パイナップルケーキと呼んでいいかどうか考えてしまいそうですが、まあしかしこれはこれでなかなか美味しいですよ。
店舗情報
住所 | 台北市大同區迪化街一段247號 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
休日 | |
HP | 日式傳統送禮糕點 滋養和菓子 |
FB | 滋養製菓 |