炸醬麵といえば台湾ではポピュラーな麺料理。どちらかというと主役というより脇役的な存在として扱うお店が多いように思います。しかし宜蘭ではちょっと様子が違う。炸醬麵を主役としているお店がけっこうあるのです。しかも朝食に炸醬麵を食べるというのがまた面白い。というわけでその宜蘭の中でも特に人気の炸醬麵のお店「文昌炸醬麵」に行ってきまたので紹介したいと思います。
文昌炸醬麵
宜蘭では朝から炸醬麵
宜蘭の炸醬麵でいちばん来たかったお店がこちら「文昌炸醬麵」。宜蘭到着後真っ先に来たら不運にも店休。そして何と次の日も店休。「え、もしかして臨時休業中とか・・・?」。滞在中に来れないのではないかと焦りましたが3日目にてようやく開店となり一安心です。
お店は朝6時オープン。7時過ぎに来るともうお客さんでいっぱいでした。そしてほとんどのお客さんが食べてるのが炸醬麵。そう、宜蘭では朝から炸醬麵ですよ。
入り口にイートイン(內用)用のオーダーシートがあるので取って店内へ。
空いてる席を見つけてオーダーシートを記入します。
食べたいものに数量を書き込みテーブル番号を記入したら店員さんに渡します。
オーダーシートには金額が書いてないのですがこちらの品書きに記載されています。
麺が濃厚なタレにどっぷりと・・・
注文したのはもちろん「炸醬麵」、それと「油酥排骨湯」をいただきました。「炸醬麵」は細麵と平打ちの寬麵が選べますがこのときは細麵を選択。店員さんが箸で混ぜながらテーブルまで運んでいるのがちょっと面白かったですね。
炸醬麵・小・細(45元)、油酥排骨湯(45元)
こちらが「油酥排骨湯」。スペアリブがゴロゴロと入ったスープです。大根(冬瓜かな?)も見えますね。
スペアリブが揚げてあるところから排骨酥湯なのだと思います。「油酥排骨湯」という呼び方もあるのは知りませんでした。もしかして宜蘭特有の呼び名なんでしょうか?
ご覧のように麺にタレをかけるのではなく先にタレの入れてから麺を盛っているのが特徴的。「炸醬麵」は台湾ではよく見かける料理ですがどちらかというとそぼろ肉の存在感が強調された見た目という印象があります。しかしこちらは濃厚なタレに麺がどっぷりと浸かっているという感じですねー。
テーブルには各種調味料が置いてあるのでお好みで使用します。
せっかくなので辣油を入れてみましょう。
辛くなり過ぎるのは嫌なのでちょっとだけ・・・
さて、まずはグルグルとよくかき混ぜます。タレが濃厚なので麺がずっしりと重く感じます。
タレが濃くて分かり難かったのですがそぼろ肉もしっかりと入っているのが分かりますね。タレがまんべんなく麺に絡んだらところでいただきましょう。
濃厚で甘いタレに辣油がピリッと効いてるのがいいですね。麺もわりともっちりとした食感で食べ応えあり。どちらかというと韓国のジャージャー麺(チャジャンミョン)に似てる印象ですねー。小サイズですがかなりボリュームがあります。朝ごはんに食べるならじゅうぶんな量でしょう。
濃厚でコクのあるタレがとっても美味しい炸醬麵でした。確かに宜蘭に来たからにはスルーしてはいけないお店でしょう。
店舗情報
住所 | 宜蘭縣宜蘭市文昌路37號 |
営業時間 | 6:00~14:00 |
休日 | 火 |