地元の住民に人気のあるローカル夜市として知られる「延三夜市」。台北橋(台北市と新北市三重区を繋ぐ橋)の台北市側のたもとを南北に通る延平北路で開催されています。士林夜市や寧夏夜市に比べると観光客の姿はあまり見られませんが地元のお客さんでいつも賑わっています。お店も観光客向け、若者向けというより昔ながらの飲食店がメイン。というわけで今回は延三夜市エリアで人気の小吃店「灶頂原汁排骨湯 高麗菜飯」を紹介したいと思います。
灶頂原汁排骨湯 高麗菜飯
ミシュラン台北のビブグルマンに選出
「灶頂原汁排骨湯 高麗菜飯」にやって来ました。お店は延三夜市の民權西路側の入り口からほど近い場所にあるのですが、平屋、というよりほぼ小屋に近いような簡素な店舗で目立った看板もないのでうっかりしていると通り過ぎてしまいそう。
ところがこちらのお店、延三夜市でも間違いなく上位に入る人気店でミシュラン台北のビブグルマンに2019年、2020年、2021年、2022年と4年連続で選出されているのです。
ほぼ屋台のような状態ですが席もあるのでイートインも可能。イートイン希望の場合は注文する際に明確に伝えましょう。
メニューは基本的に「原汁排骨湯」と「高麗菜飯」の2品。メニューには書かれてませんが一応小菜も数種類あるみたいなので気になる場合はチェックしてみましょう。
大きな大根と豚肉がゴロリ
というわけで「原汁排骨湯」と「高麗菜飯」それに小菜を1品いただきました。
原汁排骨湯(80元)、高麗菜飯(20元)、黑輪(40元)
「原汁排骨湯」は大根と骨付きの豚肉を煮込んだスープ。大根も豚肉もゴロっとかなりの大きさです。
豚肉もこの大きさ。
スープの透明感からあっさりした味を思わせるのですが、食べると想像以上に薄味です。なのでこちらの辣椒醬油で食べるのがおすすめ。ピリ辛なので辛いのが苦手な人はほどほどの量で。
小菜から選んだ1品。名称がよく分かりませんが「黑輪」と伝えるとこれがでてきました。でも「黑輪」とはちょっと違うような・・・ 「肉捲」?「黑輪捲」? やっぱりよく分かりません。でも美味しいです。
こちらは「高麗菜飯」。高麗菜というのはキャベツのことで、つまりキャベツの炊き込みご飯といったところでしょうか。ただ日本の炊き込みご飯をイメージするとこちらもかなり薄味。物足りない人はさきほどの辣椒醬油をちょっとかけてみてもいいかもですね。
「灶頂原汁排骨湯 高麗菜飯」は延三夜市エリアで営業しているお店ですが営業時間が10時から20時までと、どちらかというと昼営業のお店なので夜市目的で訪れる場合は早めの時間に行くことをおすすめしますよ。
店舗情報
住所 | 台北市大同區延平北路三段17巷2號 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
休日 | 月~木 |