はっきり言って台湾で行きたいお店はまだまだ山ほどあるのですが意外と誰でも知ってるような人気店にまだ行ったことがない、というのがよくあります。有名過ぎて「まあ、また来た時でいいか」とついつい後回しにしてしまうんですよね。今回紹介する「黃記老牌燉肉飯」もそんなお店の1つ。ずっと保留にしておいたのですがこのお店の環境を見ると改めて「早く行っといた方がいいかな」と思わせるのです。
黃記老牌燉肉飯
MRT西門駅近くの老舗
高いビルが立ち並ぶ中、取り残されたように建つ古びた一軒家で営業しているのが「黃記老牌燉肉飯」。MRT西門駅から歩いて5分ちょっとの漢口街と漢中街の交差点にお店があります。
新しいお店より老舗の方が潰れにくい印象がありますが、やっぱりこの様子を見るともう「いつ閉店してもおかしくないのでは・・・」と考えてしまうんですよね。というわけで今回来れてほんとによかった。
イートインの場合は先ずはこちらで注文です。
メニューはこちら。一番人気はもちろん「燉肉飯」。他にも「排骨飯」「雞腿飯」「魯肉飯」などあります。「燉肉」「排骨」「雞腿」はおかずのみでも注文可なので、例えば「魯肉飯」と「燉肉」という風に組み合わせて注文してもOK。
注文、清算を終えたら空いてる席に座りましょう。
トロトロに柔らかく煮込まれた豚角煮
店頭でちょうど揚げたての雞腿が並んでいたのを見て、あまりに美味しそうだったので心が揺れたのですが、やっぱり最初は「燉肉飯」を食べねば、と自分に言い聞かせて注文しました。
燉肉飯（100元）
箸はテーブルにありますがスプーンはレジ前にあるので自分で取りましょう。
「燉肉飯」を注文するとスープが無料で付いてきました。たぶんご飯ものだとついてくるのかな？ この日は大根のスープでした。
そして主役の「燉肉飯」。もう見ただけで柔らかさが伝わってくるこのお肉。たまりませんねー。
赤身と脂身のバランスもちょうど良い具合で想像通りのトロっとした食感。味の方は見た目に反してそれほど濃くないのがちょっと意外でした。
お肉の下には酸菜が敷いてあります。お肉がやや脂っぽいので酸菜のザクザクとした食感とさっぱりした味がいいアクセントになってますねー。
評判通りの美味しい「燉肉飯」でした。次回はぜひ「雞腿飯」も食べてみたいと思います。老舗のお店はいつでも行ける、と思いがちなのですがやはり行けるときに行っておきたいですね。
店舗情報
| 住所 | 台北市漢口街二段25號 |
| 営業時間 | 10:00～18:00 |
| 休日 | 木、日 |
