台鉄高雄駅のやや西側に「三民市場(正式名称:三民第一公有市場)」という活気のある市場があります。中華三路、三民街、河北二路、河北二路150巷に囲まれた場所にあり、市場内ではお肉、野菜、果物、滷味、乾物、お惣菜などなど様々な商品が売られていて大賑わい。市場周辺では衣料品や雑貨など物販系のお店が多く見られ、また飲食店もたくさんあって美味しい小吃を求める地元のお客さんでいっぱいです。今回はその三民市場にあるおやつ屋台「三民街老店燒馬蛋」を紹介したいと思います。
三民街老店燒馬蛋
三民市場で大人気のおやつ屋台
高雄の三民市場周辺で特に人通りの多い三民街。そこに並ぶ屋台のなかでひときわ賑わっているのが「三民街老店燒馬蛋」。
「燒馬蛋」って初めて聞く名前なんですけど調べてみてもこのお店か、同じく高雄の岡山区にあるお店ぐらいしか出てこないんですよね。高雄のローカルな食べ物なんですかね?
お店に着いたときはちょうど売り切れ状態。新しく作り始めているところでした。
「燒馬蛋」というのは蕃薯粉(さつまいも粉)で作った生地にゴマをつけて油で揚げたもの。地瓜球のサイズを大きくしたようなイメージかな。
次々と「燒馬蛋」が出来上がっていきます。地瓜球に比べるとかなり大きいですよね。
あっという間にトレイにいっぱいになりました。
この「燒馬蛋」、油から上げるときがちょっと面白いんですよ。油をきって揚げるのですがそのとき鍋のへりでギューッと「燒馬蛋」を押さえつけてトレイにぴょんッと放るのです。するとトレイの中で「燒馬蛋」がぷくーっと元の大きさに戻っていきます。
こちらはもう一つの商品「芋頭餅」。
「芋頭餅」もどんどん出来上がっていきます。
中は空洞、モッチリ食感の燒馬蛋
30分ほど待ってようやく購入することができましたよ~。「燒馬蛋」と「芋頭餅」をそれぞれ1個ずつ買ってみました。どちらも1個10元。安いですね。
自分は出来上がりの時点でかなり先頭の方だったのですが購入した後はご覧の状態。これだとまたすぐに売り切れるでしょうね。しかしすごい人気です。
まずは「燒馬蛋」からいただきます。きれいなまん丸の形で表面にはゴマが塗してあります。
燒馬蛋(10元)
ご覧のように中は空洞でほんとに地瓜球みたいですね。食べた瞬間はパリッとした食感ですがすぐにモチモチした食感に変わります。ほんのりと甘くてそれほど重たくありませんね。
部分的にこんな風に生地がまとまってるところがあるみたい。特にモッチリ感が強いですね。全部こんな感じなのかな。
つづいて「芋頭餅」を食べてみます。
こちらは生地が詰まっていて中には芋頭(タロイモ)の餡が入っています。ちょっと固めのドーナツみたいな感じでしょうか。「燒馬蛋」に比べるとずっしりとして食べ応えがあります。
あまり他では見たことがないので三民市場に来たらぜひとも買ってみてはいかがでしょうか。「燒馬蛋」を食べながら市場を散策するのもいいですね。
店舗情報
住所 | 高雄市三民區三民街152號 |
営業時間 | 9:00ごろから夕方まで |
休日 | |
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