嘉義グルメといえば誰もがまず一番にあげるのは「雞肉飯」ですよね。嘉義の街を歩くと他の都市に比べて圧倒的に「雞肉飯」のお店の数が多いというのが分かると思います。また嘉義では店名やメニューに「雞肉飯」ではなく「火雞肉飯」と書かれているんですよね。実は本場嘉義の「雞肉飯」では一般的に鶏肉ではなく七面鳥(火雞)の肉が使われているんですよ。台北でも鶏肉ではなく七面鳥の肉を使っているお店では「火雞肉飯」と書かれているはずですよ。嘉義には多くの「火雞肉飯」の有名店があるのでどこへ行こうか悩むのですが、今回はその中でも訪問必須のお店「劉里長雞肉飯」に行ってみましたので紹介したいと思います。
劉里長雞肉飯
数ある嘉義の雞肉飯店の中でも特に有名なお店
嘉義市で有名な噴水のあるロータリーから公明路を6、7分歩いたところにある「劉里長雞肉飯」。嘉義にはたくさんの鶏肉飯のお店がありますがおそらく最も有名なのはここではないでしょうか。お店は昼と夜の2回に分けて営業しています。昼といっても朝7時から開いているので朝食にも対応可能です。
嘉義と言えば「KANO」。映画の横断幕が掲げられてます。
入り口前にオーダーシートが置いてあります。「外帶單(テイクアウト用)」「內用單(イートイン用)」があるのでイートインなら「內用單」を取りましょう。
注文の流れが書いてあります。
- オーダーシートを記入。
- (イートインの場合)席を確保してテーブル番号を記入。
- 並んで清算。
といった感じ。
店内はちょっと変わったレイアウトですねー。
入って正面から右側にキッチンがあります。
鶏肉飯ほ他にもいろいろと小菜が並んでいます。
おばちゃんが鶏肉飯をよそっているところ。美味しそうですねー。
左側にテーブルが並んでいます。2階にも客席があるみたいです。
店頭にも席が用意されてますね。
オーダーシートを記入したら店員さんに渡すか、1階のカウンターに持っていきます。テーブル番号を書くのも忘れないようにしましょうね。
ジューシーで旨味たっぷりの火雞肉
注文したのは火雞肉片飯、スープは味噌湯、それに小菜から煎荷包蛋と油豆腐。
火雞肉片飯(55元)、油豆腐(10元)、煎荷包蛋(10元)、味噌湯(15元)
鶏肉飯の本場嘉義では多くのお店に鶏肉飯だけでなく「火雞肉片飯」というメニューがあります。これはよく知られている鶏肉飯のようなほぐしたお肉ではなくスライスした大き目のお肉がご飯にのっています。また「劉里長雞肉飯」の「火雞肉片飯」には酸菜とタクアンが付いています。
このお肉が旨味たっぷりで美味しい。あまり美味しくない鶏肉飯ってお肉がパサパサでタレで食べるという感じなのですが、この「火雞肉片飯」はタレもさることながらお肉自体がとっても美味。そして油蔥酥という揚げたタマネギのチップがトッピングされているのですがこれがいい味を出してるんですよねー。香ばしいタマネギの風味が加わってより一層美味しさを増してくれてます。
途中から目玉焼きをのせていただきますよ~。
味噌湯は日本の味噌汁にそっくり。なんだかほっとする味ですね~。
こちらは油豆腐。油揚げのような味ですね。
一般的な鶏肉飯である「火雞肉絲飯」も「火雞肉片飯」もどっちも食べてみたいという人は「火雞肉絲飯」を注文して、さらに単品で「火雞肉片飯」のお肉だけの「切火雞肉」も注文するという手もありですよ。
店舗情報
住所 | 嘉義市東區公明路197號 |
営業時間 | 7:00~14:30、17:00~19:30 |
休日 | 月 |
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