台湾に行くと紅茶やジュースにトースト、サンドイッチなど簡単なメニューのお店がたくさんあって「え、これでやって行けるの?」と疑問に思うことがあるのですが、これが結構はやっているので驚くのです。さすが外食大国の台湾だなー、と妙に感心してしまいます。日本と台湾とで外食に対して需要のある帯域の違いを垣間見た気がします。今回はこちらもそういったお店の1つであろう高雄の人気店「老江紅茶牛奶」を紹介したいと思います。
老江紅茶牛奶
創業60年以上、ミルクティーとトーストの老舗
老江紅茶牛奶は高雄市内に何軒かありますが今回訪れたのはMRT美麗島駅近くにある本店。駅の1番出口を出て2、3分歩いたところにお店があります。1953年にオープンしたということなのでもう創業60年以上にもなる老舗なのです。
お店にやって来たのは夜中の12時前。周囲のお店はもうとっくに店じまいしてますが老江紅茶牛奶は24時間営業なので(店によっては24時間営業でないところもあります)営業中。お客さんの姿もちらほらと見られます。
メニューはとってもシンプル。火腿蛋吐司(ハム玉子トースト)、起司蛋吐司(チーズ玉子トースト)、肉鬆吐司(デンブトースト)、花生吐司(ピーナッツバタートースト)、蜂蜜吐司(ハニートースト)、巧克力吐司(チョコレートトースト)などのトースト類に紅茶、紅茶牛奶、綠豆汁、綠豆牛奶といったドリンクが主力です。
カウンターで口頭で注文、清算したら空いてる席に座って待ちましょう。
紅茶牛奶と火腿蛋吐司
注文したのは最も人気のある紅茶牛奶と火腿蛋吐司。
紅茶牛奶(45元)と火腿蛋吐司(ハム玉子トースト)(50元)
紅茶牛奶、ミルクティーですね。初代のオーナーが経営していた当初は紅茶や豆乳のみで紅茶牛奶は無かったそうです。常連客だったお医者さんの「イギリスでは紅茶にミルクを入れて飲んでいるので試してみたら」というアドバイスから試行錯誤のもと紅茶牛奶が誕生したんだそうな。それ以来長い人気を誇る商品となっているのです。
火腿蛋吐司(ハム玉子トースト)。でました、四角いハム。台湾の早餐店などでよく目にします。これ結構好きなんですよね。サクサクに焼き上げたトーストにバターを塗って半熟卵とハムを挟んだシンプルなサンドイッチです。いい具合に胡椒が効いてて美味しいですね。深夜にこのバターのいい香りのトーストはヤバいです。
24時間営業なので夜中にちょっと小腹が空いたときなどちょうどよいですね。本店はアクセスもよくて気軽に行くことができますよ。