コーヒーブームの影響もあってか台湾には今凄い数のカフェが存在します。その中でもやはり圧倒的な存在感を示しているのが台北。数とともにバリエーションも豊富になりさまざまなタイプのカフェが見られます。老舗の喫茶店、コーヒースタンド、ベーカリーカフェ、スイーツカフェ、さらには他業種とのコラボカフェなど実に幅広いタイプのお店が誕生しています。というわけで今回は台湾ではちょっと珍しい中東の料理を食べることができるカフェ「Flux 富樂市」を紹介したいと思います。
Flux 富樂市
中東の料理がメニューに並ぶカフェ
「Flux 富樂市」は2017年10月に西門町にオープンしたカフェ。角地を上手く利用したスタイリッシュな店舗が印象的です。
お店に入ると左側がイートインエリア。カウンター席と窓際の簡素なテーブル席の小さなスペースです。
メニューです。「口袋餅三明治」という見慣れない文字がありますがこれはPita Sandwich(ピタサンドイッチ)のこと。「口袋餅」ってうまい翻訳ですね(笑)。その下の「沙拉盤」というのはサラダプレートのことですね。そして両方のメニューに「FALAFEL」の名前がいくつかあるのが分かります。台湾のカフェは200軒以上行きましたがファラフェルがあるのはここが初めてですねー。
こちらはドリンクメニュー。コーヒー、お茶の他に「LASSI(ラッシー)」があるのが特徴的ですねー。
ファラフェルのサラダと冷萃咖啡
「沙拉盤」から「伯淵特餐」、それと「冷萃咖啡」(Cold Brew Coffee)をいただきました。「伯淵特餐」はファラフェル、ローストしたナス、トマト、フムスなどの盛り合わ。サラダにトッピングされているナッツはデュカ(エジプト料理で使われる調味料でハーブ、ナッツ、スパイスなどをミックスしたもの)ですね。
沙拉盤・伯淵特餐(190元)
こちらがファラフェル。分かりやすく言うとジャガイモの代わりにひよこ豆やそら豆を使ったコロッケといったところでしょうか。エジプトや中東などでよく食べられている料理です。カリっとした衣の中身は豆の香りがよいホクホクの食感。緑色なのでそら豆を使ってるのかな? ちなみに中国語では「炸豆丸子」と書かれてました。なるほどねー。
これはフムス(Hummus)と呼ばれるひよこ豆のペースト。こちらも中東では一般的な伝統料理ですね。
「伯淵特餐」にはピタパン付き。口袋餅三明治(ピタサンドイッチ)に使われていのと同じでそれをカットしたものです。
飲み物は「冷萃咖啡(Cold Brew Coffee)」。すっきりした味で美味しい。
冷萃咖啡(130元)
ちょっと他のお店では食べることのできない中東の料理が楽しめる貴重なカフェですね。こういった幅広いジャンルのお店が見らるのはさすが台北といったところですねー。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區貴陽街二段7號1樓 |
営業時間 | 11:00~20:00、日10:00~19:00 |
休日 | |
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