すっかり日本人の人気観光スポットになった感のある台南。最も賑やかなのは中西区と呼ばれるエリア。雑誌BRUTUSの台湾特集で表紙を飾った國華街をはじめ、永樂市場、大菜市(西門市場)、孔廟、赤崁樓、正興街、保安路、新美街などなど人気スポットが集中しています。しかしそろそろ飽和状態になったのか、最近はちょっと中心から外れた場所にオープンするお店もよく見かけます。こういう状況を見ていると街が動いているのを目の当たりにするようでなかなか興味深いものです。というわけで今回は繁華街からやや外れた閑静な住宅街にあるカフェ「圓頭咖啡」を紹介したいと思います。
圓頭咖啡
南区の静かな住宅街のカフェ
圓頭咖啡は台南市南区にある台南運動公園近くの路地裏のカフェ。繁華街からはやや離れた場所にあり住宅街ということもあって静かで落ち着いた場所です。
「圓頭咖啡」ってちょっと面白い名前。「圓頭」は「丸い頭」っていう意味なんですがこのカフェのオーナーの顔がまん丸なので「圓頭咖啡」という店名にしたんだそうです。
店内に入ると床に寝そべっている犬の姿が。なんとも自由でのんびりした光景です。カウンターにいるのがオーナー。実は以前紹介した「木門厝 Moment Cafe」の元オーナーです。現在は別の人にお店をまかせて本人はこちらの「圓頭咖啡」に専念しているようです。
店内は明るくてとってもいい雰囲気。人通りも少ないので喧噪を離れてのんびり過ごすにはピッタリです。
こちらがメニュー。オーソドックスなコーヒーメニューに加えて「仙草蜜美式」「冬瓜檸檬美式」などちょっと変わったものもあります。またハンバーガーやキッシュなどのフードメニューも。
昔懐かしいカラメルプリン
甘蔗拿鐵と焦糖烤布丁(カラメルプリン)を注文しました。
甘蔗拿鐵・熱(110元)、焦糖烤布丁(カラメルプリン)(80元)
ホットの甘蔗拿鐵。見た目はカフェラテですが甘蔗(きび糖)を使っています。
スイーツから焦糖烤布丁(カラメルプリン)をいただきました。
卵、牛乳、そして自家製のカラメルで作られたプリン。やや固めの昔懐かしいタイプですねー。素朴な味ですがとっても美味しい。ところで最近台湾のカフェでよくこのタイプのプリンを見かけるんですよねー。流行ってるのかな。
ブラックコーヒーをちょっとサービスしてくれました。ありがとう。
喧噪を離れてのんびりしたいときにはピッタリ。オーナーもとっても親切でおすすめのカフェです。
店舗情報
住所 | 台南市南區體育路43巷27號 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休日 | 水金土 |
FB | 圓頭咖啡 |