以前このブログで紹介した國父紀念館近くにある自家焙煎のコーヒースタンドCOFFEE : STAND UP。台北でコーヒースタンドブームが起きるずいぶん前からすでにコーヒースタンドのスタイルで営業していた、コーヒースタンドの先駆けとも言える存在です。そのCOFFEE : STAND UPが2号店をオープンしたという話を聞き早速行ってみることにしました。オープンした場所が萬華だというのを知ってちょっとビックリ。と同時に「流石だな」という印象も。というわけで今回はその「立良二號」へ行ってみたので紹介したいと思います。
※「立良二號」は閉店しました。
立良二號
萬華、龍山寺近くのコーヒースタンド
台北のコーヒースタンドの名店COFFEE : STAND UPが2号店の場所に選んだのは萬華の龍山寺近く。若者向けのお洒落なエリアとはおよそかけ離れた下町風情の残る街。敢えてこの場所を選んだというのが興味深いですねー。でも最近この辺りに面白いカフェがポツポツと増えているのでちょっと気になってる場所でもあります。
店名の「立良二號」というのがCOFFEE : STAND UPの2号店であるということを暗示しています。こちらは漢字の店名で登場です。
店外にも椅子が設置されているので天気のいい日などはここに座ってコーヒーを飲むと気持ちいいでしょうね。
こちらはテイクアウト用のカウンター。COFFEE : STAND UPは間口がやや狭いのですがこちらはその点注文しやすそうですね。
店内はCOFFEE : STAND UPに比べるとずいぶんゆったりした雰囲気です。席のないスタンディング形式なのは同じですが壁際に長椅子が置いてあるのでここに座ってコーヒーを飲むこともできます。
角地なので外からの光が入って気持ちいいですねー。
COFFEE : STAND UPの焙煎豆を使用
コーヒーのメニューは大きく分けて3種類。もちろんCOFFEE : STAND UPの焙煎豆を使用しています。
常點的咖啡(Coffee for Everyday)は美式(アメリカーノ)、卡布(カプチーノ)、拿鐵(ラテ)。特別的咖啡(Something Special)は氣泡美式(スパークリングエスプレッソ)、黑糖卡布(黒糖カプチーノ)などちょっとアレンジを施したエスプレッソベース。そして單品咖啡(Single Origin Coffee)。
單品咖啡(Single Origin Coffee)は淺焙的、中焙的、深焙的と3種類の焙煎度合いの豆があるのですが、もう1つ貴的(Expensive One)、つまり「高いやつ」っていうのが面白いですね。
單品咖啡(Single Origin Coffee)の淺焙的を注文。このときはケニアの豆を使用していたそうです。浅煎りなので苦味はなく酸味もすっきりとした味。ゴクゴクと飲める美味しさです。
單品咖啡・淺焙的(120元)
深焙的を少しサービスしてくれました。淺焙的を飲んだ後だと違いがハッキリとわかりますね。こちらは一転ビターな味で香ばしい香りが印象的です。
帰り際にテイクアウトで拿鐵(ラテ)をいただきました。
拿鐵(ラテ)(100元)
お洒落なカフェやレストランが多いエリアに比べると、ここ萬華のような下町にこういったコーヒースタンドがポツンとあるのはまた違った印象を受けますねー。やっぱりちょっと目立つんですけど、のんびりした雰囲気にうまく馴染んでるようにも見えます。
龍山寺に行く機会があったらすぐ近くなので立ち寄ってみてはどうでしょう。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區康定路263號 |
営業時間 | 火~金8:00〜16:00、土~日10:00〜17:00 |
休日 | 月 |
HP | 立良二號 |