肉骨茶(バクテー)って日本でもちょっと注目されてますよね。マレーシアやシンガポール辺りの料理なんですが豚肉を煮込むときに漢方に使われるスパイスが使われるのが特徴。これが美味しいんですよねー。日本でも肉骨茶(バクテー)が食べられるお店が最近増えています。台湾にもタイ料理、シンガポール料理、ベトナム料理など東南アジア系のレストランがたくさんあるのですが、この肉骨茶(バクテー)が美味しいお店があるということでちょっと食べに行ってみました。というわけで今回は新北市中和区にあるマレーシア料理のお店「萬得富爸爸肉骨茶」を紹介したいと思います。
※新北市中和区の「萬得富爸爸肉骨茶」は閉店しました。新北市板橋区のお店は現在も営業しています。
萬得富爸爸肉骨茶
中和のマレーシア料理のお店
萬得富爸爸肉骨茶は新北市の板橋区と中和区にそれぞれ1店舗ずつありますが、今回は中和区の方のお店に行って来ました。お店の場所はMRT永安市場駅から中和路を南へ進み、景安路と分岐している辺りにあります。
看板に「馬來西亞肉骨茶」と書いてあるようにマレーシア料理がメインで、中でも肉骨茶(バクテー)が人気のお店です。
店内の様子。1階はわずかな席数ですが・・・
2階に上がると広々としたスペースがあって席数もじゅうぶん。
よく分からない絵が描かれていますが・・・
なぜかブルース・リー。猫蹴ってますが(笑)。
メニューは写真入りなので分かりやすいですねー。肉骨茶(バクテー)を食べるなら左上の套餐(セットメニュー)がおすすめ。メインを4種の肉骨茶(バクテー)から選ぶことができて、副菜とご飯又は麺が付いています。
注文はレジで行って清算を済ませます。箸や取り皿、調味料はセルフなので自分で用意します。
激ウマ! 乾肉骨茶(ドライバクテー)
見慣れない飲み物があったので注文してみましたよ。豆奶は豆乳ですね。甘くて台湾の豆乳に似てますがこちらの方がちょっとまろやかな感じがしますねー。これはなかなか美味しい。山竹汁は Mangosteenと書いてある通りマンゴスチンのジュース。炭酸かと思ったのですが炭酸ではないです。ちょっとライチのジュースに似てるような気がします。
豆奶(35NTD)、山竹汁(35NTD)
ジュースを飲みながらしばし待つこと・・・ やっと来ましたー、選んだのは巴生乾肉骨茶(大)。おおおおお、予想以上に美味しそう!
巴生乾肉骨茶(大)(200元)
肉骨茶(バクテー)っていうとスープに入っているものをいイメージするんですがこれはスープなしの乾肉骨茶(ドライバクテー)。台湾では麺料理のメニューによく「湯(スープあり)」「乾(スープなし)」と2種類書いてある場合があるんですが、肉骨茶(バクテー)にも「乾」っていうのがあるのか・・・ とちょっと気になって注文してみました。それにしても三杯鶏みたいなテリといいスパイスの独特の香りといい見るからに美味しそう!
ご飯、麺は豬油飯、香米飯、油麵、雞絲麵、公仔麵の5種から選ぶことができます。選んだのは豬油飯。これ、乾肉骨茶を選んだのであれば我ながら正解だと思いました。絶対白ご飯欲しくなりますよね!
それとスープに・・・
2種の副菜付き。
では改めて、いただきます。
「巴生」って料理名に付いてますがこれはマレーシアのクランっていう地域のことです。この辺りではこのスープなしの乾肉骨茶(ドライバクテー)が有名なんだそうです。というわけで一口・・・
ウマーーーーーーーーい!! じゅうぶんに煮込まれた肉は柔らかくジューシーでホロホロの状態。味もしっかり肉に染み込んでいます。醤油ベースなんですが漢方の独特の風味があるのでどこかオリエンタルな印象。これは久々の大当たり!
こちらは骨付きのお肉。しっかり煮込まれてるので簡単に骨から外れます。これはもうご飯が欲しくなるに決まってます。ご飯もう1杯注文すればよかったな・・・
いやー、それにしても乾肉骨茶ってこんなに美味しいのか。これから肉骨茶(バクテー)食べるときはこっちの方がいいな。日本にもあるのかな?
食べた後は片付けもセルフなのでこちらへ。
いや、ほんとに感動ものの美味しさでしたよ。これは絶対にまた来たい、いや多分来る。今度来たら他の料理も試してみたいけど乾肉骨茶もまた食べたいし、ちょっと悩ましい。このお店はほんとにおすすめ、中和まで足を運ぶ価値ありですよ!
店舗情報
住所 | 新北市永和區中和路373號 |
営業時間 | 11:30〜14:00、17:30〜21:30(土日は昼のみ) |
休日 | |
FB | 萬得富爸爸肉骨茶 |