台湾のかき氷はトッピングが命! シロップを重要視する日本のかき氷に比べ台湾ではトッピングがメインと言っても過言ではありません。それだけにその種類といったら実にバラエティ豊富。お馴染みのタピオカ以外にも湯圓(白玉団子)、仙草ゼリー、芋圓(タロイモ団子)、地瓜圓(サツマイモ団子)、芋頭(タロイモ)、綠豆、花生(ピーナッツ)などなど選ぶのに悩みますねー。今回は高雄の「品元糖口冷飲工坊」というお店のちょっと変わったトッピングの選び方をするかき氷を紹介したいと思います。
品元糖口冷飲工坊
自分でトッピングを盛る自助冰がおすすめ!
「品元糖口冷飲工坊」高雄市内に2店あるようですが今回やって来たのは新幹線左營駅近くのお店。駅から歩いて5分ほどの重信路沿いにお店があります。もう1軒はMRT巨蛋駅の近くですがこちらは駅から歩いて15分弱とややアクセスに難あり。
遠目に見てもかなりお客さんが入っているように見えますね。なかなか人気のあるお店のようです。
こちらがメニュー。黑糖剉冰、八寶冰といった昔ながらのかき氷や雪花冰など。また豆花や薏仁湯などもあります。しかし「品元糖口冷飲工坊」で注目したいのは「自助冰」で、自分で好きなだけトッピングを選ぶことができます。値段に「秤重計儥」と書かれているように量り売りで金額が決まるのです。
「自助冰」を注文する場合はカウンター横のトッピングコーナーへ行きます。
ここでまず器を取ります。イートインする場合は平皿を取りましょう。
いろんなトッピングがあるので好きなものを選んでお皿に盛っていきます。何種類でもOKです。
こんな感じに選んでみました。ちょっと欲張りすぎたかな?
選んだトッピングを持ってレジへ行き重さを計ります。この量で80元でした。この後お店の人が選んだトッピングでかき氷を作ってくれます。
清算すると番号札を渡されます。
電光掲示板に自分の番号が表示されたら出来上がったかき氷を受け取ります。
完成しました~。トッピングに氷を盛って黒糖シロップをかけたシンプルなかき氷です。これを持って空いてる席に座りましょう。
スプーンも忘れずに。
席はカウンターの右側。まあまあ席数がありますね。
いろんなトッピングが楽しいかき氷
というわけで自助冰を頂いてみましょう。
自助冰(量り売り(最低25元から))
氷はシンプルなガリガリタイプ。黒糖シロップがかかった台湾の伝統的なかき氷です。
あまり見たことがないので選んでみたやつ。名前は分かりませんがタピオカのような見た目です。しかし食感はタピオカとは全く違って弾力はほとんどなくコリコリと固い感じ。ちょっといまいち、何なんでしょうねこれ?
仙草ゼリー。これはもう安定の美味しさ。清涼感があっていいですねー。
これもちょっとよく分からないトッピング。粉粿とは違うと思うんですが、お餅のような弾力があってなかなか美味しいです。
芋頭、タロイモですね。これも定番のトッピング。ホクホクした食感がたまりません。
こちらは芋圓。これも人気のトッピングですねー。
これは愛玉かな? プルプルとしたゼリーのような食感です。
食べ終わったらお皿、スプーン、トレイなどはこちらに自分で片付けましょう。食べ残しはバケツの中へ。
普通のお店ではトッピングを選ぶときお店の人に伝えるのですが、混んでるときなどちょっと焦ってしまいますよね。でもここはトッピングを見ながらじっくり選べるのがいいですね。気になるトッピングをいろいろと味見できるのも面白いと思いますよ。
店舗情報
住所 | 高雄市左營區重信路553號 |
営業時間 | 12:00~22:00 |
休日 | |
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