久々に台北で魅力的なカフェを発見。いや、これまでも行く度にたくさんの面白いカフェに出会っているのですが今回紹介する「二會 gojiby」は間違いなくマイベスト20、いや10以内に入りそうなお店ですよ。それにしてもやっぱりそのときどきの流行というかスタイルというか、その時代の特徴というのがいろんなカフェを見てるとなんとなく分かるんですよね。で「二會 gojiby」を見てると「あ、もしかしてこれからはこんな感じなのかな。」という気がしてきました。というわけで今後の台湾カフェ事情とともに注目したいお店、台北の「二會 gojiby」です。
二會 gojiby
お店は古ビルの2階に
さて、お店の場所がちょっと分かり難い。台北駅裏エリアなんですがMRTだと台北駅と中山駅のちょうど中間あたりの場所なんですよね。台北駅から行くなら中山地下街のR2出口から出て華陰街を50mほど歩くと到着。素直に中山駅から歩いていくのもいいかもしれません。
お店は古いビルの2階にあるので奥の入り口から入ります。
こちらが入り口。
階段を上がった先がお店です。
店内に入ると右側にキッチン、左側が客席になっています。
2階にあるカフェということでちょっと薄暗いイメージがあったのですが道路側に窓が大きくとられているのでとても明るいですね。
不揃いのイスやテーブルがいい味を出してます。落ち着いた感じでいい雰囲気のお店ですねー。
こちらがメニュー。エスプレッソベースのコーヒーは濃縮(エスプレッソ)、美式(アメリカーノ)、拿鐵(カフェラテ)、卡布(カプチーノ)など。
ハンドドリップコーヒーは数種から豆が選べます。
他にもミルクティーやソーダ類など。
台湾茶やビールもあります。
カウンターにはその日のハンドドリップコーヒーの豆やスイーツが書かれているので参考にしましょう。
クリームソーダとキャラメルプリン
台湾ではあまり見たことがないクリームソーダがあったので注文してみました。といってもメニューには「老派色素冰淇淋汽水」と書かれているので気付かないかもですね。それとスイーツからキャラメルプリンも。
老派色素冰淇淋汽水(170元)、焦糖布丁(120元)
まさに昔懐かしいクリームソーダ。子供の頃を思い出しますね。台湾ではあまり見かけないと言いましたが、ここ最近こういったカフェでたまに見かけるようになったんですよね。
こちらも昔懐かしいタイプのプリン。ここ数年この手のプリンをよく目にするのでいろんなカフェのプリンを食べ比べするのも面白そうですね。今度やってみようかな。
せっかくなのでコーヒーもいただいてみましたよ。
「二會」という店名が気になったので帰り際に店員さんに聞いてたところ「二會」というのは「セカンドチャンス」という意味だと。お店に1度だけ来てそれっきり、というお客さんが多いので「できればもう1度来てほしい」という思いからこの店名にしたんだそうです。なるほどねー、ということはもう1度行かねば!
拿鐵・H(160元)
というわけで日を改めて再びやって来ました。この日注文したのは「不正統泰式奶茶」。前に来たときにちょっと名前が気になってたんですよね。トラディショナルではないタイミルクティーということですが確かにほんとのタイミルクティーに比べて色もそれほどオレンジっぽくないし甘さも控えめですね。
不正統泰式奶茶(180元)
もう1品、ハンドドリップコーヒーもいただきました。選んだ豆は宏都拉斯(ホンジュラス)。
單品手沖咖啡・宏都拉斯(ホンジュラス)(180元)
まだオープン間もない上にこんな分かり難い場所にもかかわらずすでにかなり人気のようでお店に行った日はどちらもかなり混んでましたよ。ただお客さんもお店の性質をよく分かっているようで終始静かで落ち着いた雰囲気でしたねー。
(追記)後日再訪
後日再訪したときに注文した「脆皮黑糖卡布」。「脆皮」って料理の名前ではよく見る文字なんですけど飲み物では初めて見ましたね。サクサクとかカリカリという状態を表しているのでカプチーノでそれってどういうことだろう? と思って気になったのですがこういうことですね。表面に黒糖をふってキャラメリゼしてるのかな。スプーンでつつくとパリパリと割れていきました。で、それを溶かしながらいただくと・・・ なかなか美味しかったです。
脆皮黑糖卡布(160元)
店舗情報
住所 | 台北市中山區華陰街21號2樓 |
営業時間 | 13:00~20:00 |
休日 | 火水 |
FB | 二會 gojiby |