
MRT鹽埕埔駅から歩いて2、3分ほどの場所にある細い路地裏にある喫茶甜「小堤咖啡」にやって来ました。ちょうど開店時間8時半頃だったのですがまだ開いてない。さらに数分待ってたのですが開く気配がない・・・ 「おかしいな、今日はお休みなのかな?」と諦めて帰ろうと思ったのですが、そこへ地元の常連のお客さんらしき人がやって来てお店の中をチラっと覗いた後、前でタバコを吸いながら開店を待ち始めたので自分もう少し待ってみることに・・・
小堤咖啡
タイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気
20分ほど待っていると店主らしきおばあちゃんがやって来ました。店の前で待っていた常連のお客さんと何やら会話をしていたので店主に間違いないと一安心。やっと店内へ入ることができます。おばあちゃんは日本語ができるようで「雨が降ってたからおそくなっちゃった。ごめんね。」と。なんともマイペースです(笑)。
それにしてもこの外観。シブいですね。看板の文字は右読み。
店内はここが日本だと言われても疑わないようなレトロな雰囲気の喫茶店。まるでタイムスリップしたかのような見事な昭和の世界が広がっています。
このカウンターが特にいい味だしてますねー。イスなんてこんなレトロなものが5脚も並んでると感動ものです。
こちらのテーブルやイスもいいですね~、何より全て統一されてるのが見事です。
年季の入ったサイフォンが2台。今でも現役で働いています。
メニューは特になし。「朝ごはんでいい? トーストとコーヒー。」とだけ聞かれたのでそれをお願いすることに。
喫茶店らしい素朴なモーニング
トーストの前にハムエッグが出てきました。エッグ部分は目玉焼きではなくスクランブルエッグと卵焼きの中間くらいで最初からソースがかかっています。
モーニング(100元)
なんだか昔懐かしい四角いハムが美味しい。
シンプルなトーストにはピーナッツバターが挟んであります。
コーヒーは喫茶店らしくやや苦味があってスモーキーな味。
顔なじみの地元の常連さんが朝ごはんを食べています。たぶん毎朝の光景なんだろうなと想像できます。この後にも別の常連さんがお弁当持参でやって来てそれを食べながらコーヒーを飲んでいました。なんとも自由な憩いの場所ですね。大きな声で店主を世間話をしているその言葉は中国語ではなく台湾語。改めて台湾の老舗喫茶店の心地よい雰囲気を感じました。
店舗情報
住所 | 高雄市鹽埕區鹽埕街40巷10號 |
営業時間 | 8:30〜18:00 |
休日 | |
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