台湾に限らず店舗を持たないお店というのはありますよね。ちょっと前に台湾で面白いお店を見つけたのですがそれが店舗のないお店。どうしても欲しい商品があったので購入できるか聞いてみたところ、郵局(郵便局)の口座に振り込んで欲しいと。てっきりオンラインショッピングかと思ったのですがこれは初めてのパターン。どうしようか悩みましたが台湾を訪れたときに郵局で振込を行ってみました。台湾に旅行に行って郵局から振込みをするなんて人はまずいないとは思いますが、もしそういう機会があったら参考にしてみてください。
郵局の口座へ振込
振込用紙の記入方法
というわけで振込を行うために台北信維郵局にやって来ました。
郵局内には荷物の送り状の他、各種振込用紙なども置いてあります。
郵局の口座に振り込みを行う場合はこちらの無摺存款單という用紙に記入をします。無摺存款單というのはdeposit slip、つまり入金伝票ということですね。
振込を行うには以下の項目を記入する必要があります。
①局號~檢號~帳號~檢號
14桁の口座番号を記入します。
②日期
振込日を記入するのですが、年は中華民國暦で記入します。番号札(後述を参照)や郵局内の電光掲示版にも表示されています。因みに西暦2019年は民國108年です。
③戸名
振込先の口座名義人名を記入します。
④存款金額
振込金額を記入します。
⑤他人代辦無摺存款
チェック(ㇾ)を入れます。
※本人が自身の口座に振込する場合は上段の「帳戸本人親辦無摺存款」にチェックを入れます。
⑥代辦人姓名
振込人名を記入します。
⑦聯絡電話
電話番号を記入します。日本の電話番号(国番号81+先頭0削除した電話番号)でもOKでした。
※例:(81)9012345678
窓口での手続き
振込用紙に記入を終えたら後は窓口に行くだけ。番号札を取って順番を待ちましょう。郵局では郵便業務のことを郵務業務、金融業務のことを儲匯業務といいます。振込の場合は儲匯業務なので間違えないようにしましょう。
番号は中国語で呼ばれるのでよく聞いておきましょう。電光掲示版に番号札の番号と窓口番号が表示されるので聞き取れなかった場合はこちらを確認するとよいですね。
番号を呼ばれたら窓口に行って手続きを行います。手続きは簡単、番号札、振込用紙、振込金額を渡せばOKです。このときは少額だったのでパスポートの提示も不要でした。振込金額が3万元以上の場合は身分証明書の提示が必要です。
控えをもらって振込手続き完了です。
まとめ
まあ、郵局からの振込なんて旅行者にはほぼ関係のないことですよね。万が一そういう機会があったら参考にどうぞ。
郵便局がどこにあるかを調べるには中華郵政のe動郵局という公式アプリを使うと便利です。
詳しくはこちらの記事を参照してください。